2016秋冬 グッチ

2016.10.20 (木)

秋のグッチのお店を見てきました。
2015年秋から、クリエイティブディレクターが交代したグッチの店頭は、随所に新しい面がみられます。
現在のディレクターはミケーレ。前任のトム・フォード時代からグッチで活躍していました。新しさとして、ストリート系のデザイナーとのコラボレーションで生まれたロゴプリントは、とってもポップでキュートです。「GC」を崩したデザインのプリントはワンピースやスカート、スカーフの他、靴、バッグ、財布にも使われていました。

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もうひとつの新しさは、グッチらしい「緑・赤・緑」の鞍の腹帯をイメージした生地ですが、「紺・赤・紺」の色に進化して出ておりました。
コートのウエスト部分の切り替えに「紺・赤・紺」の生地を使っていて、ステキでした。このコートはコレクションに出展したもので、両腕にはカルガンラムのくるくるとした巻き毛の毛皮を使用していました。ファーがトレンドの今シーズンらしい一点です。
「紺・赤・紺」の生地は、ショートゴアブーツのゴム地の部分でも使われていて、ハードな印象になりがちなゴアブーツがすっかり可愛い、おしゃれなテイストに仕上がっていました。

長い間愛されている「フローラ」柄から、進化したようなモチーフとして、ちょうちょ、蜂、鳥などのモチーフが、大胆に使われているのも
新しさを感じます。デニムの太ももの部分にちょうちょが大きく刺繍されていたりして、インパクトがあります。ゆったりとしたボーイフレンドデニムで、見た目よりも股上も深くて履きやすく大人気だそうです。インパクトのあるデニムですので、これを主役にするためにシンプルなトップスと合わせて、裾をロールアップして、シンプルなヒールパンプスを履いて、カッコいい大人のカジュアルスタイルを楽しみたいです。

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